3月2日(日)は、あいにくの雨模様でしたが、春住校区の町内の皆さんが新しくなった春住小学校に集まって自主防災研修が行われました。
まずは今日の防災研修の内容を、博多区職員の方から説明頂きました。特に新しい防災装備もあるようなので、皆さん耳を傾けています。
春住小学校の駐車場脇に防災倉庫が設置されており、各種災害に備えての備品が納められています。
テントや仕切り、飲料水等災害時には小学校が避難場所になるので、初期避難の際に使うものが多く収められています。今日は雨模様だったので、3班に分かれてローテーションで防災について学びました。
こちらはガスボンベで稼働する発電機です。家庭用ボンベ1本でも発電できます。コンセントが外についているので、携帯重電やライト照明などに役立ちます。
皆さんで、ボンベをどのような向きでセットしてエンジンをかけるかなど、実地に行って確認します。
発電で来た電気を活用して、大きな照明も体育館に設置できます。大規模停電時などには役立ちますね。
こちらは小学校体育館に避難した際に使うパーソナルスペースの間仕切りです。ダンボール製で、誰にでも簡易に組み立てることが出来ます。
組み立てた皆さんで、出来た空間の大きさを確認したりしました。伏した時などには他人との目線が気にならなくて良いと感じました。
ダンボール仕切りのほかにも、少人数用のテントも組み立てました。こちらも体育館などで、他人を気にすることなくくつろぐための遮蔽が工夫されています。
より大きな防災用プライベートルーム。運動会の時に使うようなワイヤーが仕込まれていて、ワンタッチで大きく展開して組み立てることが出来ます。
ただ、ここで問題発生!いざ収納する時に、どんなに設計図通りにやってもうまく収まることが出来にくかったですね(;^_^A。みなさんちょっとここは今後の課題かなあとおっしゃっていました。
今回新たにお目見えしたのが、この簡易トイレです。災害が発生したときに、電気も水も使えない時にどのように排せつの問題を解消するかは課題だと思います。校区で備品として設置するものになります。
市職員から組み立て、電源、使い方をレクチャーいただきました。動作を見て、皆さん「おお~!」と感心しきりです。
最後は春住校区自主防災会会長から実際に実演いただきました。手すりもついていて、高齢の方にも優しいバリアフリーなトイレだと感じました。
今回研修に参加して、改めて防災や災害の時にみんなで集まって協力していく部分が学べました!
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